昨年の秋に、Rくんがお家のところで見つけたカマキリを幼稚園に持って来てくれました。そのカマキリが卵を生み、Rくんがゆりさんになったら生まれるね！と楽しみにしていました。
4月、ゆりさんになったRくん。卵からカマキリが生まれるのを楽しみに、本でカマキリのことを調べながら過ごす日々。4月が終わり、５月になり、なかなか生まれず…。本には５～６月には生まれるとあるので、もう少し待ってみようと話していました。
そして、ついに！ついに！ついに！５月29日に生まれたのでした！
見つけたときの、ほっとしたようなうれしそうなRくんのお顔！思わず「良かったね～！」とハイタッチしたのでした！
たんぽぽさんやばらさんにもお知らせして、卵から生まれる落ちる瞬間をみんなで見ることができました。
わ～！すごいね！
赤ちゃんカマキリがたくさん！！
ハッピーバースデイ！カマキリさん！とこどもたち！
えさはなにかな！？登り木も必要だね！水も飲むんだって！
お家を作ってあげよう！
赤ちゃんがたくさん生まれました。けれども、卵から上手く出られなくて引っかかったまま死んでしまうカマキリも…。生まれてすぐに死んでしまうカマキリもいるんだね…。かわいそう…。でも、これも自然の中では仕方のないことだね。とこどもたちと話しました。
それを聞いたRくん。「これがぼくの命だね！」と。
カマキリの生死を目の前で見て、命の大切さ、重さを感じたのでしょう。
Rくんが持って来てくれた一匹のカマキリ。このカマキリから貴重な経験をすることができました。
これからお世話をしながら、大きくなってまたカマキリが卵を生むのを楽しみにしているRくんです！