在園・卒園児の保護者の声です
我が家は長女、次女が藤崎幼稚園でお世話になりました。
集団行動が苦手で逃走ばかりする子ザルのような我が子に当初はどうなるのかと不安でいっぱいでしたが、毎日通ううちに子供だけでなく私自身も園の先生方に導かれるように成長していくことができました。
その子のありのままを受け入れていただき、いつも「大丈夫だよ」と笑って受け止めてくれる幼稚園は卒園してからも子供にとって大切な場所です。
長女は幼稚園バザーを毎年楽しみにしているし、次女はちょくちょく顔を出しに行っています…というのも、去年うちの末っ子が年少さんとして入園したから様子を見にいっているつもりのようなのです(笑)
末っ子だけでなく、卒園したはずの長女次女も含めこれからもどうぞよろしくお願いします。
「幼稚園、楽しかったなぁ」
卒園した小学生の声です。在園の弟を羨ましく思いながら、自分の幼稚園生活を思い出しているのでしょう。忘れてしまった事も多いのに、歌は記憶に強く残るらく、誰かが口ずさめば兄弟の合唱が始まり、微笑ましい光景が見られます。
園児11人の少人数。
入学後、馴染めるかしら?
大丈夫、縦割り保育で培ったコミュニケーション能力を発揮して、お友達もすぐ出来ます。園児同士、助け合いをしながら学んでいるので、優しい心が育ちます。年長でなければ出来ない役割や活動があり、出来る日を目標に、園児は意欲を持ちながら日々を過ごしています。そして年長組になると、お手本となる態度が出来るほどに成長します。その成長過程を見られる事も貴重です。
日常的に先生方は、決め細かな配慮をしながら指導して下さいます。四季に応じた製作は、アイディアと工夫を凝らしながらも子どもが出来るもので、毎回素敵な作品を見られる事が楽しみです。体験した影響か卒園も、絵を描いたりものを作ったりする事が好きです。
自然を大切にして下さり、どんぐりや木葉、枝等を生かした作品のファンです。
教師と保護者の距離感が近く、会話の中で話し合えます。子どもや家庭の事情に合わせて、柔軟な対応をして下さいます。
卒園後も小学生は、運動会やバザー等の行事で園に行きますが、先生方や保護者が気さくに声をかけて下り、照れながらも嬉しそうな表情を見せています。
学区は違えど、行事等で久しぶりに会っても、子ども同士で遊んだり話したりする姿に、園生活で培った絆を感じます。
お母さんは、専業主婦が多いですが、お仕事を持っている方もいます。育児、生活、学校等の情報交換、世間話等、ためになるならないは色々ですが、刺激になったりほっこり出来たりする居場所や時間を貰っています。
同じ時代に子育てをし、出会った先生方やお母さん方に感謝の気持ちでいっぱいです。
こんな風に思える幼稚園です。
園児数が少ないというのもあり、先生がひとりひとりをよく見ており、その子にあった対応で長所を伸ばし、やる気に導いてくれます。
優しい先生たちばかりですが、悪いことや危ないことをした時にはきちんとと叱り、その理由も丁寧に教え、子どもにも理解できるように努めてくれます。その後、園でこういう事があり、お家ではどうでしたか?とすぐフォローをしてくれるので、安心して子供を預けることができました。
家庭環境にも柔軟に対応してくださり、長期休業中は保護者の送り迎えは必要ですが、いつでもどうぞと言ってくださり、個人的にはとても助かりました。
園に入る前は、毎日のお弁当が大変かな?と思っていましたが、子どもサイズのお弁当を作るのは朝の時間の中ではあっという間でした。それ以上に、家に帰ってからの「今日のお弁当おいしかったよ」と空っぽのお弁当箱を見せてくれるのが嬉しかったです。
園に入る前は集団生活を全く経験しておらず、どこへ行ってもじっと座って話を聞いていられない子でした。
ですが、初めての参観日にじっと座って先生の話を聞いている姿を見て、感動したのを覚えています。さすがに参観日の間中、とはいきませんでしたが、成長した姿を見て嬉しかったです。
もしかしたら問題児になるかも…と思っていましが、子供のことを第一に考えてくれるこの幼稚園だからこその成長だと思っています。
藤崎幼稚園にお世話になり、もうすぐで1年になります。うちは転勤が多かった為、長女の頃と合わせると4ヶ所目の幼稚園になります。大規模な幼稚園や、短大附属の幼稚園なども経験しましたが、藤崎幼稚園のように人数が少なくキリスト教系の所は初めてだったので、入る前は少し不安もありました。
まず最初は、ひよこさんのつどいが親子ともども落ち着いてすごすことができて、とても気に入りました。無理をしないで楽しめるという所がとても良かったです。
入園してからも、先生方はみんなの性格まですぐに把握してくれて、その子に合わせたきめ細かい指導をしてくれました。初めて親から離れて幼稚園ですごすこどもの不安にとても優しく寄り添っていただき、幼稚園にもすぐに慣れることができたと思います。どの先生にお預けしても、違うクラスの先生だから心配、などということが全くなく、全部の先生方が第二のお母さんのように自分のこどものことをわかってくれている感じがします。
人数が少ないので、競争心があまりないのかなと思いますが、うちの子はまだ小さいので、年長さんあたりになれば出てくくるのか、または、小学校に行ってからでも出てくるのか、それはあんまり心配はしていません。
礼拝の時間も、結構長い時間みんな座ってお話しを聞いていて、とても驚きました。小学校に入ってから座ってお話しを聞く習慣にもなっていると思います。そして聖書のお話しなども聞いて、普段の生活を感謝したりする心が育っているのだろうと感じます。
人数が少ないから心配、というのが一番でしたが、今ではそのことは全く感じなくなりました。人が少ないからと簡略化されていることはひとつもなく、運動会も発表会もとても丁寧にやっていただけていると思います。少ないことでかえって一人ひとりのことをよく見て下さり、個性を伸ばしていただいていると思います。
藤崎幼稚園にこどもを入れて、親子共々、本当に良かったと思います。それは先生方のこどもに向き合う姿勢、取り組み方にあります。季節に合った外遊び、五感を使うこと、こどもたちの自主性を伸ばす。そのすべてが、いつもこどもが主役で、真ん中にいるのです。
また、大きなところでの発表会では、見てる側に良いステージを見せたいという表向きの大人の評価ではなく、いつでもこどもたちの世界から見えてくるものを、私たちに見せてくれるのです。それは華やかさには欠けるかもしれませんが、こどもたちがわくわくしながら考える世界なのです。
また、お友達同士のいざこざも大人がすぐに解決するのではなくこどもの力で解決するように、また、みんなで考える時間をとったりしながら、いつも一人ひとりの気持ちを流さずに受け止めてくれる先生方の対応は、私たち親が忘れていることだと気づかされます。
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」とよく聞こえてきます。思いやり、励ましあうことを教えています。苦手なこともいろいろな励まし方で克服を目指し、先生方はこどもの力をいつも信じて、共に泣きながら向き合っています。
この幼児期に、これほど一人ひとりの人格を大切に育てて下さる先生方がいる幼稚園に、どれほど励まされ続けたかわかりません。
より多くの方に、大切にこどもを預かることを味わってもらえたら…といつも思います。
私は精神保健福祉士という仕事をフルタイムでしながら、二人の子育てをしています。仕事でいろいろな方に出会う中で、幼児期の心の形成が大人になってからもとても大切だと感じています。
藤崎幼稚園では、目に見える目先のことにとらわれず、人間として成長する上で最も大切な「こころ」を、時間をかけ、愛情を注ぎながら育ててくれています。人間としての土台作りをゆっくりじっくりしてくれます。
一人ひとりの、その子その子に合わせて「こころ」の成長を促していてくれていて、教育方針や先生たちの姿勢に、目に見えないものを大切にする一貫した姿勢があります。我が家は共働きですが、ひよこさんのつどいに通っていた時に、幼稚園の教育方針を肌で感じることができ、保育園ではなく、ゆったりと時間が流れる藤崎幼稚園で幼児期を過ごさせたいと思い、同居している祖父母にどっぷりと協力してもらう形で入園を決めました。
園舎は古いですが、その中に流れている時間はとても豊かで、先生たちの愛情にあふれています。日々のこどもたちの創作活動からもそれを感じることができます。おかげで2人のこどもは、お絵かきやもの作りが好きなこどもに育っています。礼拝の時間に、ちゃんと聴く力がそなわっており、相手の話しをちゃんと聴くこともできます。目に見えないものの大切さを理解できているようにも思います。
1年を通してテーマがあり、親も一緒にそのテーマの物語の中に引き込まれていく楽しさもあります。幼稚園で過ごす豊かな時間が、きっと我が子の人生を豊かにしてくれると信じながら、日々過ごしています。
一人ひとりのこどもをちゃんと丁寧に見てくれる先生たちです。幼い時にそんな幼稚園に出会えることがとても幸せなことだと思っています。