幼児期は人間の土台がつくられるときです。
3~5歳の幼児期は、木にたとえるならば、地下に根をはる時です。
この時期は、字をおぼえたり、たしざんができるようになることよりも、友だちと思うぞんぶん遊び、子どもたちに『一日がほんとうに楽しかった』という経験をじゅうぶんに味わわせてあげたい時です。
(入園案内より抜粋)
1.神と人とに愛されている子どもとして、一人ひとりの人格を尊重し、その発達段階に応じた成長を助長する。
3.目に見えない神の守りをおぼえ、感謝する心と、いのちあるものへの愛の心を育てる。
(入園案内より一部抜粋)
☆一人ひとりを大切に
子どもたちは、神さまから命を与えられ、愛されているかけがえのない存在です。その個性と人格をありのままに受け止め、尊重することが、保育の第一歩です。
信頼関係を築くなかで、子ども自身が自分を信じ、自分らしい歩みを始めることができるように、絶えず応援したいと思います。
☆知りたい、やってみたい
子どもが夢中になって、いきいきと遊ぶことは、『生きる力』におおいにつながります。工夫したり、悩んだり、納得するまで繰り返すなかで、思考力や想像力、そして『意志』が育まれます。
ですから、好奇心や探求心を大切に受けとめ、子どもと共に心を動かす保育をしていきたいと願っています。
☆友だちっていいな
友だちと遊ぶなかで、子どもは自分と他者との違いを知っていくことでしょう。たくさんのぶつかりあいや葛藤を通して、悩み、やがて理解し合い、『共に生きる』ことを学んでいきます。認め合い、力を合わせることの楽しさ、喜びを味わうまでの『道すじ』を大切にしたいと思います。
☆神さまの恵みを知り、世界に目を向ける
自然の美しさや不思議さに気づき、その恵みに感謝する心を育みます。
けれども、世界に目を向けるとき、現実には人と自然との関係や、国と国との関係に多くの課題があります。
人と自然の調和、世界の平和に、私たちがどう貢献できるのか、共に祈り、考え、やがて行動できる人になりたいと考えます。